照りつける太陽、沸き立つスタンド。夏の小倉競馬場を舞台に、歴史に刻まれる鮮烈な下剋上劇が幕を開けました。
2026年7月19日(日曜)、小倉競馬場で行われた第62回農林水産省賞典 小倉記念GⅢ(ハンデ
戦・芝2000m)。例年以上の酷暑を吹き飛ばすような熱戦を制したのは、なんと単勝10番人気の低評価を覆した4歳牡馬、ゼンダンハヤブサ(酒井学騎手)でした。
■ 完璧な立ち回りと斤量を味方に
レースはトータルクラリティがハナを叩き、淀みのない流れを作る展開となりました。ゼンダンハヤブサは最内1枠1番という絶好枠を最大限に活かし、道中はじっと息を潜めてインの好位を追走。
3〜4コーナーで前線が慌ただしく動き出す中、鞍上の名手・酒井学騎手は慌てず騒がず、直線に向くと、ハンデ52kgの軽斤量を味方に鋭い末脚を爆発させ、力強く馬群から抜け出すと、外から猛然と追い上げる実力馬たちを堂々と完封。勝ちタイム1分58秒0(良)で、見事に初の重賞タイトルを強奪してみせました。
酒井騎手にとってはこれが今年のJRA重賞初勝利!「ハヤブサ」の名にふさわしい鮮やかな電撃戦に、小倉のスタンドからは大きな歓声とどよめきが沸き起こりました!
■ 人気上位勢の猛追及ばず、WIN5は2票の大荒れ
2着には、1番人気に支持され、ハンデ57.5kgを背負いながらも勝ち馬を1/2馬身まで追い詰めたジョバンニ(J.コレット騎手)。地力を示したが、またしても重賞タイトルにあと一歩届きませんでした。3着にはさらに1/2馬身差で6番人気のレーゼドラマ(松若風馬騎手)が粘り込み、3連単は26万1,530円という波乱の決着となりました。
この大金星により、同日のWIN5は的中わずか2票、払戻金が2億円を超える歴史的な大荒れの立役者ともなりました。
格上挑戦というチャレンジャーの立場から、夏の小倉で一気に主役に躍り出たゼンダンハヤブサ。この勢いのまま、秋の競馬界でも大暴れを予感させる、まさに「わくわく」がとまらないサマーシリーズとなりました!
■ レース結果
- 1着 1 ゼンダンハヤブサ 牡4 52.0 酒井 学 1:58.0 (10番人気)
- 2着 17 ジョバンニ 牡4 57.5 J.コレット 1:58.1 (1番人気)
- 3着 18 レーゼドラマ 牝4 55.5 松若 風馬 1:58.2 (6番人気)
■データ・情報の出所
JRA(日本中央競馬会)公式レース結果データ
netkeiba.com(レース結果・ニュース・まとめ)
競馬ラボ(勝馬投票券・払戻金情報)
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